今は亡き家族へ捧ぐ
少し忙しくてあまりブログを公開できてなかったので久しぶりに。
何年も前の話になりますが実家でワンちゃんを買っていました。
犬種はブルドックで、とても愛らしい見た目でした。とても懐いていたのか自分のところにいつもすり寄ってきては丸まって寝ていました。名前はリクと言います。
寿命があまり長くは無い犬種とは聞いていましたが、実際にあの子が生きていたのは平均寿命の2分の1程で、亡くなったと報告されたときはとても驚きました。こんなに早く死んでしまうものなのか、と。
家に帰れば1番に彼が出迎えてくれて、エサやりも遊ぶのもほぼ自分が担当していたのでもしかしたら1番懐いていたのかもしれません。そんな家族の1人がある日突然病気で亡くしてしまうと、とても悲しいものです。
日課だった散歩もなくなり、ドッグフードの入っていたボウルはいつのまにか居間から無くなって、リクの家は時間が経つと片付けられました。
家族がいなくなると、心のどこかに大きな穴が空いたようでとてもとても悲しく、現実を受け止めきれませんでした。
もともと皮膚病に罹りやすい犬種であるブルドックであること、日常的に虐待を繰り返していた父親、体調が変化しても家族は忙しく看病につくことが出来なかった、たくさんの条件が重なってしまった事が彼にとっての不運だったのかもしれません。
父親は飼い犬であるリクをペットとして扱っていましたが、私にとっては家族の一員です。「1匹」ではなく、「1人」だったです。
今でも彼の夢を見て、鳴き声や体温を思い出して、彼が生きていたことを心から実感します。
今は亡き家族へ捧ぐ。
安らかに眠れますように。
少し感傷的になりましたが、彼が天国でもまったりと暮らしていることを心から願って。
今日はここらで。!